Ki-67,PTTGの高発現は下垂体腺腫の再発・再増大を予測する因子である

Vol.2, No.3, P.4 公開日:

2017年5月20日  

最終更新日:

2021年1月7日

【背景】

下垂体腺腫における再発・増大の病態については,いまだ不明な点が多く,それを正確に予想することは困難である.本稿では下垂体腺腫症例(74例)において,Ki-67,pituitary tumor transforming gene(PTTG),vascular endothelial growth factor(VEGF),cyclin D1,c-MYC,pituitary adenylate cyclase-activating peptide(PACAP)蛋白発現を,免疫染色を用いて測定し,臨床所見との関係を検討した.