神経膠芽腫患者に対する抗けいれん剤の選択:バルプロ酸やレベチラセタムに優位性があるのか

Vol.1, No.1, P.1 公開日:

2016年8月8日  

最終更新日:

2021年3月17日

【背景】

これまで,バルプロ酸が新規神経膠芽腫の生存期間を改善させるという,いくつかの報告がされてきた.このことを検証するために,最近実施された4つの前向きランダム化研究(AVAGlio, CENTRIC, CORE, RTOG0825)に登録された患者プールの解析を行った.バルプロ酸使用群と非使用群で無増悪生存期間(PFS)と全生存期間(OS)を比較した(n=1869).