公開日:
2018年5月21日最終更新日:
2021年2月15日【背景】
動脈瘤のコイル塞栓術後に頚部や瘤内が造影されることは稀ではない(文献1).このneck remnantはどのくらいの破裂リスクを有しているのか,また破裂危険因子は何か.New York Buffalo大学のMunich SAらは米国内4つの施設でコイル塞栓術が行われた1,292動脈瘤のうち,neck remnant(Raymond–Royの閉塞クラス;RROクラスIIかIII)に終った626動脈瘤(破裂動脈瘤324例,未破裂動脈瘤302例)を後方視的に検討し,これらの疑問点の解明を試みた.
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