低悪性度グリオーマに年代別特徴はあるか;小児と若年AYA世代間の検証

公開日:

2018年11月14日  

最終更新日:

2021年2月17日

【背景】

様々な癌腫において,思春期・若年成人(AYA世代)と小児との間には生物学的特性の違いが指摘されており,予後も異なる.本稿は,Children's Cancer Group/Pediatric Oncology Groupデータベースにおける低悪性度グリオーマ(LGG)コホート(CCG9891/POG9130)を対象に,小児例(0~14歳),若年AYA世代(eAYA;15~21歳)の臨床情報を検証,比較した研究である.