Neurosurgery Summary - 髄膜腫, 外科治療, 画像診断, MEN-CCVolスコア, WHOグレード, 悪性, 壊死, 円蓋部, 異型性髄膜腫, 退形成性髄膜腫, 男性, 体積, のう胞, 浮腫, 予測, ドイツ
			
			公開日:
2025年7月30日最終更新日:
2025年10月16日【背景】
髄膜腫のうちWHOグレード2と3は併せて髄膜腫全体の約20%を占める(文献1,2).手術前に髄膜腫のWHOグレードを正確に予測することができれば治療戦略,手術戦略に有用である.エアフルト大学脳外科は,自験の髄膜腫手術症例463例(91例がグレード2/3)を開発コホートとし,グレード2/3髄膜腫と人口統計学的因子ならびにMRI所見との関係を求めた.男性,腫瘍周囲浮腫,嚢胞,円蓋部,体積 ≥40 cm³,壊死の6因子がグレード2/3髄膜腫と有意に相関した(p <.05).男性,周囲浮腫,嚢胞に1ポイントを,円蓋部,体積 ≥40 cm³,壊死に2ポイントを付与し,総計0-9ポイントのスコアリングを行った.
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