初発慢性硬膜下血腫中の皮膚常在菌の存在は再発と相関する

公開日:

2025年12月4日  

最終更新日:

2026年1月9日

【背景】

ドイツ・ロストック大学脳外科は2022年に,再発した慢性硬膜下血腫拭い液(swab)中からは29%の症例でブドウ球菌を中心とする皮膚常在菌が発見されることを報告している(文献1).
本稿は同じグループによる研究で,再発ではなく,初発の慢性硬膜下血腫内の細菌検出と再発の関係を検討したものである.
対象は初発の慢性硬膜下血腫症例80例(男性60例,年齢中央値79歳).初回穿孔術の際,洗浄の前に,2回採取した血腫腔swabを培養した.