ラトケのう胞に伴う頭痛は内視鏡下ドレナージで改善する:ロイヤル・メルボルン病院24症例のHIT-6スコアの変化

公開日:

2025年4月23日  

最終更新日:

2026年2月20日

【背景】

頭痛でMRIを撮るとラトケのう胞が見つかることは稀ではない.しかし,この頭痛が本当にラトケのう胞に起因するのか,そうであるとすれば手術しなければならないのか,判断は悩ましい.
本稿はロイヤル・メルボルン病院と3つの関連施設の前向き登録データベースから,2017-2024年に内視鏡下ドレナージが行われたラトケのう胞64例のうち,手術前・後にHIT-6スコアで評価された24例(年齢中央値58歳,女性63%,のう胞平均径17 mm)を対象として,手術が頭痛に与える影響を検討したものである.主症状は頭痛46%,視機能障害33%,内分泌症状13%などであった.3例の頭痛は突然発症であった.