下垂体腺腫(PitNET)の各転写因子表現型毎の臨床像:USCなど米国5施設の238例

公開日:

2025年5月31日  

最終更新日:

2026年2月20日

【背景】

従来,下垂体腺腫はその内分泌機能と下垂体前葉ホルモン免疫染色の結果に基づいて分類されていた.しかし2017年と2022年のWHOの改訂を経て,現在,下垂体腺腫はPitNETの名称に変わり,また腫瘍が発現する下垂体転写因子に基づき大別されることになった(文献1-4).しかし,各転写因子発現型毎の臨床像は十分には判っていない.USCなど米国の5つの下垂体腫瘍センターは,WHOが定義する3種の下垂体転写因子(TPIT,PIT1,SF1)の免疫染色が行われた下垂体腺腫手術症例238例(非機能性63%,GH産生22%,ACTH産生13%など)を対象に,各転写因子発現型毎の臨床像,手術後の腫瘍制御率などを解析した.