ハイリスクTIAと軽症脳梗塞患者に対するアスピリン+クロピドグレル併用は再発リスクを減少するが大出血を増やす:POINT試験の結果

公開日:

2018年6月5日  

最終更新日:

2018年7月2日

Clopidogrel and Aspirin in Acute Ischemic Stroke and High-Risk TIA.

Author:

Johnston SC  et al.

Affiliation:

Dell Medical School, Uni-versity of Texas, Austin, Austin, TX, USA

⇒ PubMedで読む[PMID:29766750]

ジャーナル名:N Engl J Med.
発行年月:2018 May
巻数: [Epub ahead of print]
開始ページ:

【背景】

心筋梗塞患者の二次予防におけるアスピリン+クロピドグレルの併用効果はよく知られており(文献1),脳梗塞患者における効果も少数例で報告されているが(FASTER試験,文献2),確立されたものではない.最近,中国から,アスピリン単独に比較してアスピリン+クロピドグレルが脳卒中の再発を32%抑制することが報告されたが(CHANCE試験,文献3),単一民族のデータであり,普遍性が問題となっていた.本POINT試験は米合衆国を中心(83%)とし,ヨーロッパ,オーストラリアなど10カ国が参加した二重盲RCTである.対象はNIHSS 3点以下の軽症脳梗塞とABCD2スケールが4〜7の高リスクTIA患者.主要評価イベントはフォローアップ開始から90日までにおきた主要な虚血性イベント,すなわち ①脳梗塞,②急性心筋梗塞,③虚血性心血管イベントによる死亡のいずれかとした.


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