小児上衣腫に対する陽子線治療の可能性

公開日:

2018年6月5日  

最終更新日:

2018年7月2日

Progression-free survival of children with localized ependymoma treated with intensity-modulated radiation therapy or proton-beam radiation therapy.

Author:

Sato M  et al.

Affiliation:

University of Iowa Stead Family Children’s Hospital, Iowa City, IA

⇒ PubMedで読む[PMID:28267208]

ジャーナル名:Cancer.
発行年月:2017 Jul
巻数:123(13)
開始ページ:2570

【背景】

従来,3歳以下の上衣腫患者には,照射による発達途上の脳への障害への危惧から放射線を控えており,結果として高い再発につながっていた.しかし最近は,画像診断と照射技術の発達によって上衣腫摘出後の腫瘍領域照射(involved field radiation,残存腫瘍と腫瘍床局所への限局照射)が可能になっており,主としてintensity-modulated radiation therapy(IMRT)を用いた若年小児への放射線照射が行われるようになってきた(文献1).最近のChildren’s Oncology Group trial(ACNS0121)では一歳児でも腫瘍領域照射を推奨している.Iowa大学のSatoらは,Texas小児癌センターとMD Anderson癌センターで経験した症例を後方視的に解析し,2006年以前のIMRTによる腫瘍領域照射と2006年以降利用が可能になってきたProton-beam radiation therapy(PRT)による腫瘍領域照射の効果を比較した.n=79 (IMRT=38,PRT=41).


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