入院時白血球分画は血栓除去術を受けた脳梗塞患者の予後予測因子

公開日:

2018年9月20日  

最終更新日:

2021年2月26日

【背景】

入院時の血中好中球/リンパ球比(NLR)が脳梗塞患者の予後予測因子であることや(文献1),血栓溶解療法(tPA)を受けた患者において,高いNLRが出血性変化の予測因子であることが報告されている(文献2).Tennessee大学のチームは,NLRが血栓回収(除去)治療を受けた大血管閉塞患者における予後予測因子であるか否かを検討した.対象293名(NLR中央値:3.5).