CT血管撮影所見とrtPAによる血栓溶解の効果の相関(INTERRSeCTスタディー):末梢性病変とhairline streakサインは再開通の予測因子

公開日:

2018年11月6日  

最終更新日:

2021年2月16日

【背景】

発症4.5時間以内の急性期脳梗塞に対してはrtPA静注が広く行われるが,個別の症例について再開通率を予測する手法は確立していない.本稿は急性期脳梗塞575症例を対象に,臨床徴候や画像所見からrtPAによる再開通症例の特徴を検証した多施設前向き研究(INTERRSeCT)である.Baselineは発症6時間以内のCTA(CT血管撮影所見),アウトカムはrAOL(0;不変~3;完全開通)で評価した.