公開日:
2018年12月20日最終更新日:
2021年2月17日【背景】
ローマの非侵襲脳刺激ユニットのチームは,脳卒中患者のバランスと歩行に対する小脳磁気刺激の有効性をRCTで検討した.中大脳動脈領域の脳梗塞患者において,病変と反対側の小脳に対し8の字コイルを用いて,毎日の理学療法の前に間欠的なシータバースト刺激(cerebellar intermittent θ-burst stimulation,CRB-iTBS)を行った.刺激回数は1200発で,これを5分間空けて2セッション実施した.刺激強度は誘発運動閾値の80%とした.刺激は3週間行い,3週目と刺激終了後3週間後に評価した.対象患者は刺激群17名,シャム刺激(コントロール)群17名.脳梗塞発症後の期間は6~78ヵ月.
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