正常圧水頭症に対するVAシャントは安全か?

公開日:

2019年1月16日  

最終更新日:

2019年2月15日

【背景】

先進国において,人口の高齢化とともに正常圧水頭症の患者が増加している.これに対する治療として腰椎-腹腔短絡手術(LPシャント)や脳室-腹腔短絡手術(VPシャント)が行われることが多い.しかし一方で,腹部外科手術後の患者も増え,また欧米では病的な肥満患者も増加しているため,髄液の排出先として腹腔が使用出来ない患者も増加している.VAシャント(脳室心房短絡術)は,小児水頭症に対して古くから実施されていた手術手技であるが,心肺合併症,腎機能障害,シャント閉塞などのリスクが指摘されていた.しかし,成人,特に高齢者に対するVAシャントの有効性,安全性に関する報告は少ない.Johns Hopkins大学のHungらは正常圧水頭症に対するVAシャントを後方視的に評価した.VAシャント:150症例(年齢中央値74歳),VPシャント:346症例(73歳).


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