Neurosurgery Summary - 脳動脈瘤, くも膜下出血, 疫学, 外科治療, UCAS-Japan, 4 mm, 3 mm, 年間破裂率, 破裂, 未破裂動脈瘤, 前向き登録, リスク因子, 日本
公開日:
2019年3月19日最終更新日:
2021年2月25日【背景】
UCAS Japanによれば瘤径3~4 mmの小型動脈瘤の年間破裂率は0.36%と小さいが(文献1),一般に破裂動脈瘤の内,5 mm未満は35%と稀ではない(文献2).この違いから,破裂する動脈瘤の大部分は最近できたもので,スクリーニングにはかからないものであるという仮説につながっているが,それを裏付ける根拠はない.本研究の目的は,スクリーニングで見つかった小型動脈瘤の破裂の実数とリスク因子を明らかにすることである.対象はUCAS Japanに登録された未破裂動脈瘤(UCAs)6,697個のうち瘤径3~4 mmの3,132個(46.8%).3,132個の小型UCAs中,治療を受けたのは1,132瘤で,残りの2,000瘤を有する1,532人が経過観察された.
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