公開日:
2019年6月10日最終更新日:
2021年6月1日【背景】
脳出血を起こした患者では,その後の出血性あるいは虚血性イベントのリスクが高いことが知られている.現在,先進国では,脳内出血患者の1/3以上が出血発生時に抗血栓剤を服用している(文献1).この研究は,脳出血後の抗血小板剤投与が,脳出血再発に及ぼす影響を明らかにするために,英国122病院で実施されたオープンラベルRCTである.対象は537例で,脳出血発生時に抗血栓剤が投与されており,発生後に中止され,24時間以上生存した患者である.抗血小板剤投与群と非投与群に分け,中央値2年間,最長5年間追跡した.62%が脳葉型血腫であった.
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