公開日:
2019年7月4日最終更新日:
2021年6月2日【背景】
米国小児腫瘍グループ(ACNS0121)は,上衣腫に対する腫瘍の存在部位,組織学的悪性度,摘出度に応じた彼らの治療レジメの有効性を検証した.n=356(1~21歳).治療レジメは①テント上の分化型腫瘍で顕微鏡下手術での全摘が達成出来たもの:経過観察,②どの部位の腫瘍でもsubtotal removal(残存腫瘍径>0.5 cm)に終わったもの:化学療法→再手術→原体照射(腫瘍辺縁+1 cm,59.4 Gy),③その他の患者(ほぼ全摘[残存腫瘍径が<0.5 cm],テント下腫瘍で全摘例,テント上のanaplastic type腫瘍で全摘例):直ちに原体照射.
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