難治性耳鳴りに両側尾状核の高頻度電気刺激:第1相試験

公開日:

2019年12月10日  

最終更新日:

2021年6月8日

【背景】

耳鳴の有病率は人口の10~15%で,80%の患者は何とか適応するが,人口の0.5~2%では耳鳴は日常生活に重大な影響を及ぼしている.これまでの観察研究で尾状核が難治性の耳鳴りに関与していることが推測されている.本研究はUCSFで実施された難治性耳鳴に対する尾状核刺激の有効性を検討する1相試験である.効果の評価にTinnitus Functional Index (TFI)とTinnitus Handicap Inventory (THI)を用いた.