Neurosurgery Summary - 脳梗塞, 血管内治療, 血管内治療, STENT, proximal protection, distal emboli, CAS, 頸動脈狭窄, 鎖骨上, ステント, デブリ, 米国
公開日:
2019年12月23日最終更新日:
2021年12月18日【背景】
頸動脈ステント術のために2015年に開発されたTranscarotid Artery Revascularization(TCAR)は鎖骨上の小切開を通して,吸引+アクセス用シースを総頸動脈に挿入し,そこから脱血した血液を,フィルター(ENROUTEⓇ)を通して大腿静脈に返血するシステムである.操作中はターニケットで総頸動脈を閉鎖するため,常にリバースフローとなり,頸動脈病変へのアクセスとステント留置の最中に生じるデブリの頭蓋内飛散を防止することが出来る(文献1,2).本研究は,北米で行われたTCARと従来の経大腿動脈法(distal filter protection)との比較試験である.
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