頚動脈ステントの周術期合併症の頻度は低い:CREST-2レジストリー(C2R)

公開日:

2020年1月6日  

最終更新日:

2021年12月18日

【背景】

C2Rは,無症候性内頚動脈狭窄に関するRCTであるCREST-2登録促進のために,2014年9月に開始された前向きレジストリーである.2018年12月までに,米国の経験豊富(それまでで50例以上,過去1年間で8例以上の経験)なCAS治療医187名が実施した2,219件(2,141症例)の治療結果が登録されている(2019年末現在進行中).本研究は,このレジストリーに基づいてCASの安全性を検討したものである.一次エンドポイントは治療後30日間の脳卒中か死亡の発生(S/D).