サッカーを始めるのならまずアポリポタンパク質E ε4遺伝子をチェックした方がいい?

公開日:

2020年4月1日  

最終更新日:

2021年7月16日

【背景】

アポリポタンパク質E(APOE)はアミロイドベータペプチドの蓄積や凝集に関わる物質であるが,APOE遺伝子にはε2,ε3,ε4の対立遺伝子(アレル)が存在する.このうちε4を有する場合は,アルツハイマー病発症リスクは約3~12倍高くなることがわかっている.一方,スポーツによる頭部外傷が認知機能に与える負の影響が報告されつつある.アルベルト・アインシュタイン医学校のHunterらは5年以上の経験がある352人のアマチュアサッカー選手を対象に,ヘディング(header)の頻度,APOE遺伝子型,言語記憶スコア(Cogstate 社製国際ショッピングリスト遅延再生テスト:ISRL)の相関を求めた.