くも膜下出血後の脳室ドレナージをどう管理するか:漫然と開放するとVPシャント移行率が高い

公開日:

2020年6月2日  

最終更新日:

2021年10月6日

【背景】

くも膜下出血患者に留置される脳室ドレナージに関して,至適なドレーン開放のタイミングや設置期間については十分な検討はない.
MGHのチームは動脈瘤処置前に設置した脳室ドレナージについて,2014年までは,動脈瘤処置後血管れん縮期が過ぎる頃まで10cm H20の圧設定で維持した後,徐々に圧設定を上げ(15→20),最終的にクランプして1日間問題がなければ抜去していた(持続/緩徐法).2014年以降は,頭蓋内圧が上昇したときにのみクランプを開放して,頻回の開放が必要な時にのみ10 cmH20の圧設定で開放し,軽症例(HH grade1~2)では2日間,重症例では5日間留置して抜去した(間欠/急速法).