公開日:
2020年6月8日最終更新日:
2021年10月6日【背景】
本論文は動脈瘤コイル塞栓術後の再開通の状態(修正RRクラス:文献1)と,その後の破裂の関係を求めたものである.対象は2009~2017年の間に塞栓術が行われた未破裂瘤426個,破裂瘤169個.再開通は未破裂瘤のうち38個(8.9%)で,破裂瘤のうち37個(21.9%)で認められた.再開通例に対する経過観察期間は未破裂瘤で74ヵ月,破裂瘤で28ヵ月であった.再塞栓術は未破裂瘤再開通のうち20個,破裂瘤再開通のうち16個で施行された.
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