パイプライン(PED)で治療した1,000個の脳動脈瘤:単一施設の症例登録研究

公開日:

2021年7月23日  

最終更新日:

2022年2月14日

【背景】

世界各国で頭蓋内動脈瘤に対するフローダイバージョン(FD)の導入が進んでおり,その中で現段階ではパイプラインⓇ(PED)が最も普及している.ブエノスアイレス市サグラダファミリア病院の血管内チームは,2006年からPEDを用いたFDの前向き登録研究(PEDESTRIAN)を開始し,2019年に1,000動脈瘤に達したので,その成績を解析した.患者数は835人(平均56歳,女性80%).動脈瘤径は35%が11 mm以上で,10%が25 mm以上.ドーム高は8.1 mm,ドーム横径は6.4 mm,ネック径は4.5 mmであった(各平均値).破裂動脈瘤はFDの対象から除外された.