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2023年3月6日最終更新日:
2023年4月12日【背景】
片側半球に広範なてんかん原性を有する小児の難治性てんかんに対する機能的半球離断術は有効な治療法であるが(文献1),離断後水頭症は25%前後で生じている(文献2).本稿はUCLA脳外科による側脳室脈絡叢電気凝固による術後水頭症予防に関する報告である.彼らの機能的半球離断術では,前部側頭葉切除+内側側頭葉構造切除+島回切除の後に,経側脳室的に脳梁を内頚動脈分岐部から側脳室三角部まで離断,後方は大脳鎌-小脳天幕レベルまで離断した.2011年からの10年間で実施した68件の半球離断術のうち,一側の側脳室脈絡叢を完全に電気凝固したのは26例(38.2%),非凝固は42例(61.8%)であった.
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