動脈瘤破裂によるくも膜下出血患者の収縮期血圧コントロールの目標値は118:CONSCIOUS-1試験394例の個別データから

公開日:

2025年9月22日  

最終更新日:

2026年1月1日

【背景】

動脈瘤性くも膜下出血後(aSAH)の患者の血圧は一般に高く,放置すれば動脈瘤の再破裂を招くが,下げ過ぎると脳微小循環不全を招く怖れがある.このため,未治療動脈瘤を有する患者における至適な血圧目標については議論が続いている(文献1-5).本研究は,世界11ヵ国52センターで実施された脳血管攣縮予防薬クラゾセンタンに関するRCT(CONSCIOUS-1)(文献6)の参加者394例のデータを用いて,入院から動脈瘤治療までの間に動脈ライン持続モニタリングによって記録された収縮期血圧(sBP)の最大値が,3ヵ月後の機能予後に与える影響を事後解析したものである.
患者年齢中央値51歳,女性71%であった.