発症後4.5時間から24時間の脳梗塞患者に対する経静脈的tPA(アルテプラーゼ)投与:中国におけるHOPE試験

公開日:

2026年2月20日  

最終更新日:

2026年7月27日

【背景】

脳梗塞発症後4.5時間を超えてからの経静脈的血栓溶解療法(IVT)の安全性および有効性については,いまだ不明である.本研究は発症後4.5時間から24時間の経静脈的アルテプラーゼ投与に関して,中国26施設で実施されたオープンラベルRCTである.対象となったのは発症後4.5時間から24時間に受診した急性期脳梗塞患者で,脳灌流画像上で救済可能な虚血領域が存在し,機械的血栓除去の対象にならなかった372例(年齢中央値72歳).これらの対象患者は虚血コア体積 ≤70 mL,低灌流(トレーサー到達時間 >6秒)組織体積/虚血コア体積比 ≥1.2,低灌流組織体積と虚血コア体積の差 ≥10 mLなどの条件を満たしていた.