膠芽腫に対する光線力学治療は有用か:8報告772例のメタアナリシス

公開日:

2026年3月10日  

最終更新日:

2026年7月27日

【背景】

膠芽腫に対する光線力学治療(PDT)が導入されたのは1980年代初頭の光感受性物質ヘマトポルフィリンの利用に遡るが(文献1,2),神経毒性や脳浮腫のために,その臨床応用は制限されていた.その後に登場した第二世代の光感受性物質5-ALAやタラポルフィンは安全性と腫瘍選択制が向上しており,臨床応用が少しずつ拡がっている(文献3).
本稿は,第二世代の光感受性物質を用いた膠芽腫に対するPDTに関する8報告772例(PDT群281例,対照群491例)のメタアナリシスである.光感受性物質は5-ALAが3報告,タラポルフィンが5報告であった.