公開日:
2017年12月20日最終更新日:
2020年12月21日【背景】
頭蓋咽頭腫のadamantinomatous type(ACP)ではβ-cateninの遺伝子であるCTNNB1に変異を認め,papillary type(PCP)ではBRAF V600Eに変異を認めることが知られている.本稿ではインドから54例(初発50例)の頭蓋咽頭腫において,CTNNB1とBRAF V600Eの遺伝子変異と,免疫染色によるβ-cateninとBRAF V600E(anti-VE1)の発現を調べ,ACPとPCPの分類における意義を検討した.
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