術中蝶形骨洞エコー検査は残存腫瘍の検出に有用

公開日:

2019年4月9日  

最終更新日:

2020年12月21日

【背景】

経蝶形骨洞手術術中の超音波経過はリアルタイムモニタリングとして既に1990年代に導入されているが(文献1~4),その有用性については充分な評価を受けていない.ドイツのRuhr大学Alomariらは,過去5年間,非機能性下垂体腺腫69例,機能性下垂体腺腫41例を含む113例に対して実施した術中超音波検査の結果を検討した.