MRI T1画像のテクスチャ解析による先端巨大症に対するソマトスタチン作動薬の効果予測

公開日:

2020年1月10日  

最終更新日:

2021年1月18日

【背景】

テクスチャ解析は,画像の空間パターンを数値化し画像分類を行う手法であり,脳腫瘍に対してもその応用が進んでいる.従来から,T2強調MRIにおける信号強度が成長ホルモン産生腺腫(GHoma)におけるgranulation(sparselyあるいはdenselyか)を予測することが報告されてきた.本研究は,T1強調MRIを用いたGHomaのテクスチャ解析である.対象は85例のGHomaと78例の非機能性下垂体腺腫.腫瘍部分をROIで囲み,解析にはImageJ(NIH)を用いた.