Vol.2, No.1, P.3 公開日:
2017年1月20日最終更新日:
2021年1月7日【背景】
最近,B細胞系造血器腫瘍に対するキメラ抗原受容体発現T細胞治療(CD19特異的CAR-T細胞療法)が90%前後の寛解率を示しており,他の癌腫に対してもその応用が研究されている.カリフォルニアの Beckman Research InstituteのBadie Bらは,再発膠芽腫を対象に膠芽腫に発現しているIL13Rα2をターゲットとしたCAR-T細胞を作成し,再発腫瘍の摘出腔に注入,後に脳室内に注入して腫瘍の反応を観察した.
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