Vol.2, No.2, P.1 公開日:
2017年3月7日最終更新日:
2021年2月1日【背景】
DIPGはヒストンH3遺伝子変異を背景とし,小児の脳幹部,視床などに発生し,びまん性に発育する予後不良のグリオーマである.ボストン小児病院放射線科のPoussaintらは,これまで小児脳腫瘍コンソーシアムで行った放射線と種々の分子標的薬の組み合わせによる臨床治験に登録された121例のDIPGのADCヒストグラムと予後の関係を検討した.解析対象の腫瘍のターゲットボリュームはFLAIR高信号の範囲とした.
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