Vol.2, No.4, P.3 公開日:
2017年7月13日最終更新日:
2021年11月15日【背景】
聴神経鞘腫に対するガンマナイフ治療の長期成績の報告は少ない.水戸ガンマハウスのWatanabeらは,顔面神経機能と聴力温存のために腫瘍の前縁の線量を10Gyに抑え,12Gy以上の照射範囲を腫瘍体積の72〜99% とするという独特の照射を行ってきたが,照射後3年以上が経過した207症例の長期追跡の結果を明らかにした.腫瘍体積中央値:2.0 cm³,追跡期間中央値:114ヵ月.
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