クモ膜下出血の治療方法の違いと転帰:本邦における登録研究(J-ASPECT)から

Vol.2, No.4, P.7 公開日:

2017年7月15日  

最終更新日:

2018年9月30日

【背景】

動脈瘤破裂によるクモ膜下出血に対してはクリッピングとコイリングの二つの治療法がある.2002年に発表されたISAT研究はクリッピングに対するコイリングの優位性を示したが,ISAT研究の対象は主として高い臨床グレードを呈する比較的小さな前方循環の脳動脈瘤であった.したがって,現在でも,クモ膜下出血全体に対する治療法としてどちらに優位性があるかが明らかになっているわけではない.本研究は,J-ASPECTに登録された症例のデータを基に,両群間で,入院中死亡・退院時mRS・脳梗塞・合併症・在院日数・医療費を比較した.対象症例は2012年4月〜2013年3月にクモ膜下出血で救急入院した患者 (N=5214;クリッピング:3624,コイリング:1590).


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