バンコマイシン局所投与が頭蓋形成術後の感染を予防する可能性

Vol.2, No.4, P.22 公開日:

2017年8月31日  

最終更新日:

2018年8月2日

Risk factors for surgical site infections and assessment of vancomycin powder as a preventive measure in patients undergoing first-time cranioplasty.

Author:

Kingsley O. Abode-Iyamah  et al.

Affiliation:

Departments of Neurosurgery and Internal Medicine, The University of Iowa Carver College of Medicine, Iowa City, Iowa

⇒ PubMedで読む[PMID:28498056]

ジャーナル名:J Neurosurg.
発行年月:2018 Apr
巻数:128(4)
開始ページ:1241

【背景】

頭蓋形成術は重症頭部外傷や広範囲脳梗塞後に対して行われる減圧開頭術後に施行されるが,これによるSSI(手術部位感染)のリスクは数%から25%と無視出来ない頻度である.最近,脊椎手術に対してのバンコマイシンパウダー(VCM)局所投与はSSIのリスクを低下させるという報告がされている.アイオワ大学のKingsleyらは,2008〜2014年の間にUniversity of Iowa Hospitals and Clinicsで初回頭蓋形成術後の臨床データをまとめ,SSIの危険因子やVCM局所投与の有効性を調査した.258例中,92例(35.7%)はVCM局所投与を行い,166例(64.3%)は行わなかった.


メールで読みたい方はこちら

メルマガ登録する