公開日:
2017年12月8日最終更新日:
2021年2月4日【背景】
てんかん患者のうち約30%が薬剤抵抗性で,そのうち一部は焦点切除術を受けるが,摘出組織の組織学的変化の詳細については明らかになっていない.2006年,てんかん外科手術標本の組織学的診断を調査するために,The European Epilepsy Brain Bank(EEBB)が設立された.今回の調査では,ヨーロッパの12カ国,36センターという多くの施設でてんかん外科治療を受けた患者の検体の病理診断を明らかにした.n = 9,523人 [成人:6,900人(72.5%),小児(18歳未満):2,623人(27.5%)].
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