高出生体重は小児脳腫瘍発生のリスク因子である

公開日:

2018年1月10日  

最終更新日:

2021年2月6日

【背景】

小児癌のうち白血病と脳腫瘍はその1位と2位を占める.鹿児島大学のTranらは出生時体重とこれらの新生物の発生頻度の相関を求めた.使用したのは米国データベース(Comprehensive Epidemiologic Data Resource)である.このデータベースは父側の放射線被曝と小児の発癌危険性の関係を調査するためのものであった.本研究の対象は,米国エネルギー省の3つの核施設の周囲の11の行政区域(county)で1945〜1989年の間に生まれ,15歳以下で診断された脳腫瘍患者72名と白血病患者124名.対照は出生年,居住地(county),性,人種,母親の年齢をマッチさせた,脳腫瘍あるいは白血病を有しない822名.