閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)も脳動脈瘤の予後因子

公開日:

2018年4月2日  

最終更新日:

2021年2月8日

【背景】

近年,閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)が腹部・胸部大動脈瘤の独立したリスク因子であるとの報告があったが,脳動脈瘤に関するデータは未だなかった.本研究は脳動脈瘤患者283名を対象に,OSAと臨床徴候との関係を検証した後ろ向き研究である.OSAのスクリーニングにはSTOP-BANGテスト,確定診断にはポリソムノグラフィ(PSG)を用いた.OSAの頻度に関する検討の対照は脳動脈瘤ではない脳外科患者100例.