膠芽腫のMGMTプロモーターのメチル化はMRIで予測可能

公開日:

2018年4月10日  

最終更新日:

2021年2月8日

【背景】

膠芽腫におけるMGMTプロモーターのメチレーション(以下MGMTPメチル化)は,独立した予後因子であり,テモゾロミドを含むアルキル化剤治療の有用な予測因子である.また,放射線治療効果の予測因子であることも報告されている.MGMTPメチル化が画像で確実に予測出来れば,手術戦略,治療戦略の策定にも役立つと思われ,これまでいくつかの予測因子が提案されてきたが(文献1,2),コンセンサスはない.いわゆるラジオミックスや機械学習による解析も提案されているが(文献3),当分一般化は出来ない.中国人民解放軍空軍医科大学のHanらは,92例の膠芽腫を対象に,MGMT変異とMRI上の形態的評価項目ならびにadvanced imaging(ADC値,3D-pCASLに基づいたrCBF)を比較して,予測因子の検出を試みた.