くも膜下出血後のシャントが必要になりやすいのはクリッピングかコイリングか?

公開日:

2018年5月14日  

最終更新日:

2021年6月18日

【背景】

破裂動脈瘤(くも膜下出血)の治療に血管内手術(コイリング)が導入されて久しいが,くも膜下出血後のシャント依存性水頭症(shunt dependent hydrocephalus:SDHC)の頻度はどちらが少ないのか,姫路医療センターのKoyanagiらは傾向スコア(propensity score)マッチング分析を用いて,この問題に応えた.対象は動脈瘤破裂によるくも膜下出血の566例.