公開日:
2018年6月22日最終更新日:
2021年2月15日【背景】
近年,ゲノム解析の進歩とともに髄芽腫に特異的な遺伝子プロファイルも徐々に解明されてきた.しかし,臨床的に使用可能な分子標的治療のターゲット遺伝子はまだ充分に明らかになっていない.MDアンダーソン癌センターのHashimotoらは髄芽腫36症例(小児18例,成人18例)を免疫染色,次世代シークエンサー,CISH,FISHを用いて遺伝子情報を解析し,臨床像との関係を検討し,治療ターゲット遺伝子の候補を探った.
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