公開日:
2018年8月6日最終更新日:
2021年3月3日【背景】
急性期脳卒中のうち主幹動脈閉塞症(Large vessel occlusion:LVO)に対しては血管内治療(EVT)が広く行われているが,治療適応は発症8時間以内に限られるため,救急隊員による早急かつ適切な搬送先選定は重要である.兵庫医科大学のUchidaらは,脳卒中疑いで搬送された1,229症例を開発コホートとし,臨床情報からLVOを含めた脳卒中の病型を予測するスコア(JUSTスコア;21項目)を制作し,検証コホート1,007症例で妥当性を検証した.
ここから先は閲覧有料です。