遺伝子改変ポリオウイルス(PVSRIPO)による再発膠芽腫の治療:5年生存が21%

公開日:

2018年8月6日  

最終更新日:

2021年3月3日

【背景】

Duke大学から,腫瘍溶解性ウイルスであるポリオ-ライノウイルス・キメラ(PVSRIPO)による再発膠芽腫のIb相治験の報告である.対象は再発膠芽腫連続61例.コントロール(歴史的対照)は同施設で過去に治療した104例.PVSRIPOは腫瘍内に設置したカテーテルを通して,6.5時間をかけて定位的に投与された(convection enhanced delivery).2相試験用量設定のため,7種類の用量を投与した.