膠芽腫は脳室下帯の神経幹細胞から発生し,脳表方向に広がる:Natureより

公開日:

2018年8月21日  

最終更新日:

2018年9月20日

Human glioblastoma arises from subventricular zone cells with low-level driver mutations.

Author:

Lee JH  et al.

Affiliation:

Graduate School of Medical Science and Engineering, Korea Advanced Institute of Science and Technology (KAIST), Daejeon, South Kore

⇒ PubMedで読む[PMID:30069053]

ジャーナル名:Nature.
発行年月:2018 Aug
巻数:560(7717)
開始ページ:243

【背景】

膠芽腫(GBM)の起源が,脳室下帯(subventricular zone,SVZ)の神経幹細胞(NSC)であろうということは以前から推測されてはいたが(文献1,2),遺伝学的な証明はされていなかった.韓国大田(Daejeon)大学のLee等の研究グループは,IDH-1野生型の膠芽腫患者で超根治手術(MRI上の造影部分のみでなく正常部分を含む摘出)を受けた28人の①腫瘍組織,②健常なSVZ,③健常な脳皮質の3つ組についてdeep whole-genome sequencingの方法を用いて遺伝子プロファイルを検索した.さらに,既知のGBMのドライバー変異をマウスに誘導し,GBMを発生させ,連続切片で組織学的な検討を行った.


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