公開日:
2018年9月12日最終更新日:
2021年2月25日【背景】
テクスチャ解析(TA)とはヒトに視認不可能なレベルの画像パターンを評価する手法であり,近年は腫瘍の不均一性に注目し臨床応用する試みがなされている.本稿は病理診断され,治療前に3T MRI撮影をされた,腫瘍サイズ>1 cmのグリオーマ患者94症例を対象に,TAを用いたグリオーマ悪性度分類の精度を検証した後ろ向き研究である.解析にはTexRADソフトウェアを用い,画像特徴量の抽出範囲は半径0〜6 mmの空間スケール因子(SSF)で規定した.
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