公開日:
2018年10月11日最終更新日:
2021年3月2日【背景】
本論文は2016年にNEJMで発表された薬剤抵抗性の本態性振戦(ET)に対する集束超音波視床Vim核破壊術(FUS)のRCT(文献1)の2年目の追跡結果である.n=76(実処置群56名,対照:偽処置群20名:3ヵ月後にcross overで実処置).最終的に76名がFUSを受け,67名がFUS後2年目までの経過観察が可能であった.振戦の評価にはCRST(clinical rating scale for tremor)-Aを,身体障害の評価にはCRST-Cを用いた.
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