公開日:
2019年4月9日最終更新日:
2022年2月14日【背景】
特発性正常圧水頭症患者(iNPH)に対するVPシャント術後のシャント機能に関する画像上の評価として,MRIの視覚的評価やエバンスインデックスは,あまり感度は高くない.スウェーデン,ウメオ大学のVirhammarらは術後画像評価における脳梁角(callosal angle)の有用性について検討した.対象はiNPHに対するシャント手術を受けた18例.手術後3ヵ月目にMRIを実施,シャントバルブ設置側と反対側の側脳室体積(バルブに含まれる金属によるアーチファクトの影響を避けるため),エバンスインデックス,脳梁角を求めた.
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