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2019年7月2日最終更新日:
2022年6月13日【背景】
脳塞栓症の多くは心原性であり,非弁膜症性心房細動患者の一次・二次脳卒中予防におけるDOAC(NOAC)のワーファリンに対する優越性は既に証明されている(文献1).一方,脳塞栓症のうち20〜30%は原因不明であり,これらはembolic stroke of undetermined source (ESUS)と呼ばれている.
この研究はESUS患者の脳卒中再発抑制におけるダビガトランのアスピリンに対する優越性を検討するための二重盲検RCTである.ESUS患者5,390例を,ダビガトラン群(150 mg×2錠/日)(2,695例)か,アスピリン群(100 mg/日)(2,695例)に割り当てた.主要効果アウトカムは脳卒中再発で,安全性アウトカムは大出血とした.
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