公開日:
2019年12月10日最終更新日:
2021年6月8日【背景】
セノバメートは新規の抗けいれん剤で,NaチャンネルのブロックとGABA-A受容体調節によるけいれん抑制作用を示すとされ(文献1,2),動物てんかんモデルにおいて幅広いスペクトラムの抗けいれん作用を示すことが知られている(文献1,2).本論文は,過去2年以上1~3剤の抗けいれん剤でコントロールが困難な焦点性てんかんに対するセノバメートの効果,安全性,耐用性に関する偽薬対照の第2相2重盲試験である.対象は437例で,偽薬,セノバメート100 mg,200 mg,400 mgの4群に均等に割り当てられた.解析は修正ITT.
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